廃車はどうすればいい?
もし、うっかり事故で修理不可能な状態になったら...
つまり廃車になったらどうすれば良いかです。
正直、廃車になる事故というのはとても重大な事故レベルで、車なんて修理できない状態です。
そこで、ただ捨てるだけではもったいないと思いませんか?
実は、いま廃車を中心に買い取ってくれるサービスも存在します。
□廃車をどうして買ってくれるのか?
修理ができないと行っても、部品などは生きていることが多いです。
つまり再利用ができるのが多いです。
なので廃車を安く購入して、安く部品を手に入れようとしているのです。
また車体自体もプレスをかければ、鉄になりますので安心ですね。
では実際に買い取ってもらう場合は、どれくらいで買い取ってくれるのでしょうか?
ファミリー向けの車でだいたい8万円で買い取ってくれたりしますが、これは古い車でも代わりません。
どうせ再利用することはないので、新車だろうが中古車だろうがかわらないのです。
廃車とはスクラップにすることではありません
自動車であれバイクであれ、廃車というものは物理的に鉄くずつまりスクラップにすることではありません。
名義を抹消するつまり名義の抹消登録を行うことを廃車と言います。
この抹消登録は、普通自動車以上の場合には最寄りの運輸支局で、軽自動車やバイクなどは軽自動車検査登録協会や市町村役場などで行うことになります。
この際に必要なものとしては、ナンバープレートや所有者の印鑑登録証明です。
つまりその自動車やバイクなどを所有する人の了解を得なければいけないということです。
所有者が了解して初めて手続きができるということになります。
所有者の印鑑登録証明があるということは、所有者がその手続きを取ることを了解しているという意味ですので、必ず必要となります。
なお、所有権を留保されている場合には、まずはその所有者の了解を得なければいけませんので、もし自動車やバイクをローンで購入をしている場合には、そのローンの完済をし、ローン契約を終わらせる必要があります。
その後、所有者の印鑑登録証明をもらって廃車という流れになります。
この際、住所地変更等をしている場合には、新しい住所地にいったん変更を行う作業が余分に必要になります。
一手間かかりますので注意が必要です。
こうした手続きは、行政書士が専門的に行っています。
書類をそろえたり諸事面倒だと思えば、自分でしなくても彼らに委任して依頼料を支払いの上で任せるのも一つの方法としてあります。
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最終更新日:2020/5/21